沖縄古武術:テイ(手)

現代空手の元となったのが、沖縄空手と言われています。沖縄には独特の古武術がいくつか伝わっており、大きく分けて武器を使うものと、徒手空拳によるものがあります。

沖縄古武術:テイ(手)(つづき)

沖縄でも手といえば、普通の手、つまり手首から先にある部分を指しますが、同時に手というと武術という意味も内包されます。

琉球古武術としての手(ティー)は現代にはほとんど伝わっておらず、各種の資料や口伝などを元にした研究から解明、復元されつつある、といった状況です。

しかし、現代空手の中にもその伝統は受け継がれていると言われており、日本の古武術の歴史においても欠かすことのできない一つの流れであったことはまちがいありません。

古武術

沖縄の古武術というと、どうしてもサイ(十手のような短い武器を二本、あるいは三本を一組として利用する古武術の一つ)や、トンファー(中国から伝わった武術とされ、両手に持った棒状の武器による護身主体の武術)、ヌンチャク(ブルース・リーや北斗の拳などで有名です)などの独特の武器を用いた武術を思い浮かべる人も多いですが、実は、空手の源流としての徒手格闘も沖縄発祥なのです。

いずれにしても、沖縄は古くから日本ではあるものの、離島という地理上の特徴から、さまざまな独自文化や、独特の風土を生み出してきました。こういった武術に関しても、江戸時代に大きく混ざり合った本土の武術とは独立して成長を遂げた琉球武術は独特の魅力があります。


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