剣術とは?

剣術というのは、文字通り、剣(日本刀)を使って戦うことを想定された古武術です。現代武術の剣道の元となっている武術です。剣や刀といううのは世界中にあり、同じく、剣を用いた剣術も世界各国にあるのですが、日本のように盾を用いない剣術というのはあまり例がありません。

剣術とは?(つづき)

日本の剣術は江戸時代に大きく発展し、流派も多く作られました。

日本の古武術の多くは衰退し、細々と伝えられているか、あるいは現代武術にとって変わられてしまっているのが現状ですが、剣術は、未だに多くの流派が伝統的に伝えられており、極意も伝承されるという稀な例になっています。

もちろん、その影には、多くの流派の衰退ということがあったとは思われますが、いずれにしても、日本において剣術というのがどれだけ重要視されていたかを物語るものでもあると思います。

剣術

剣術の流派も数え切れないほどあるのですが、有名なところだけ紹介しても、二の太刀いらず(一撃で敵を戦闘不能に陥らせるため、第二撃が必要ないという意味)で知られる薩摩示現流、坂本竜馬が江戸に出てきてから入門したことで知られる北辰一刀流、柳生十兵衛、柳生宗矩などでしられる柳生新影流(本来は単に新影流と呼ぶ)、新撰組の近藤勇などが有名な天然理心流などが一般的に有名な流派と言えるでしょう。

剣術が私たちにとっても身近なのは、時代劇や時代小説などと呼ばれるエンターティメントの世界でも題材としてよく取り上げられることも一因かと思います。いずれにしても古武術の中では、比較的知名度の高いものが剣術なのです。


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