柔術とは?

柔術というのは、日本に古くから伝わる古武術の一つです。というよりも、日本における徒手武術(基本的に武器を用いない武術)の総称が柔術と呼ばれています。柔術から派生した現代武術として、柔道や合気道があります。

柔術とは?(つづき)

そういった意味では、柔術というのは、日本人にとって一番身近に感じられる古武術の一つと言うこともできるでしょう。

基本的に武器を用いないのが柔術という認識があると思いますが、柔道の創始者である嘉納治五郎が定義した柔術は「素手、または小刀などの小武器をもって相手を制する」としており、必ずしも全くの丸腰が前提ということでもないようです。

元々は戦国時代に端を発する格闘術のようですが、江戸時代に流派ができて発展していったもので、その後、明治維新とともに衰退し、第二次世界大戦により継承者の戦死などで壊滅的な状況となります。

 柔術

柔術から派生した現代武術として有名なのが柔道ですが、柔道も、元々は当て身や武器を持った相手に対して戦うことが想定された技もある総合格闘技の一つだったようです。ここから投げ技と寝技が発達していき、現代の柔道に至ったとされています。

もう一つの派生武術である合気道は、武器を持った相手に対する技術も発展させていった結果、現在のかたちになったものです。

また、本来の古武術としての柔術とはあまり関係がないのですが、グレイシー柔術などで知られるブラジリアン柔術というのもあり、こちらは世界的にも競技人口が増えていっています。


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